いいなぁと思う上司

上司

 

「上司ガチャ」という言葉をきいた。何が出るかわからないガチャガチャ(カプセルトイ)になぞらえて、くじ引きのごとく良い上司に当たったのか、そうではなかったかを表現する言葉とのこと

 

確かにそうだなと思う。うまく考えられた表現だと感心さえする。

 

当たりか、はずれか、などは主観的な判断であり、よくない上司と思ったけど実は違ったということもある。自分の言動や相性が原因でハズレ判定をしてしまっていたということもあるだろう

 

とはいえ、普遍的な観点での「よい上司」という型はあると思う。私なりの視点で書き記してみたい

 

よい上司

 

よい上司は部下が働きやすくなるよう環境整備をする

 

ひとくちに「環境」といっても様々にある

 

  • 物理的な環境整備
    • 職場で使用するPC等の整備
    • 清潔で静かなオフイス環境もこれにあたる
  • 人間関係の環境整備
    • みんな仲良くということではないが、人間関係ストレスの軽減を図る
    • チームの破綻を招く人間の隔離や排除もここに入る
  • チーム運営による「ヤル気環境整備」
    • 業務計画とタスクアサイン、進捗管理とフォロー
    • 個々の部下に気を配る

 

今から思えば、20代のときの上司(課長さん)が「ヤル気環境整備」にとても長けていたと思う

 

物静かな方だったが、努力や苦労を見せることなく淡々と「環境整備」をされていた

 

当時は30代半ばだったと思うが、私の30代半ばのときとは全く違う。尊敬するととも自分を恥ずかしく思う

 

ヤル気環境整備

 

さて、前述した若き私の上司だった「ヤル気環境整備」上級者はいったい何をされていたのかという話である

 

簡単に言えば以下の2点

 

  • ルールや仕組みを作りチーム内の調整コストとストレスを下げる
  • チームの対外折衝をうまくこなし、正常時はもとよりピンチのときでさえ、チームに安心感をもたらす

 

その結果、チーム全員のヤル気エンジンがかかるのである

 

先にあげた2点についてもう少し触れてみる

 

ルールや仕組みを作りチーム内の調整コストとストレスを下げる

 

交通整理をすることでチームの仕事がスムーズに進むようにする

 

信号のない交差点を想像してほしい。ドライバーは進んでいいのかどうかわからず車を降りて、対向の同じように降車してきたドライバーとどちらが先に進むのか話し合う。交差点は大渋滞だ

 

この工程が終わったら次はこれ。次の工程に進むにはこの工程と具合にルールを決める

 

調整コストが減少するばかりかストレスも下がる

 

チームに安心感をもたらす

 

戦国時代の大軍に攻められた小さな城を引き合いに出したい。私は城兵で上司は城主だ

 

多勢に無勢。落城は風前の灯。そのとき城主がこう言ったとしたらどうだろう「私も皆といっしょに戦うので頑張ってくれ」

 

勇ましいのはよいが諦めムード全開の玉砕には付き合えない。上司の道連れになるのは勘弁こうむりたい

 

万策尽きたときは共に戦い玉砕する城主は誉れ高いのかもしれない。しかしその前に城主にはすべきことがある

 

城主にしかできない策の実行がある。「援軍を連れてくる」「攻め手との和平交渉を行う」などである

 

城主には城主の、上司には上司のすべきことがある。

 

ピンチのときこそ上司の真価が問われる