転職の失敗
せっかく転職したのに失敗したなぁと思う時が誰しもあるのではないだろうか
パワハラや経営不振といった転職前には想定すらなかったことは仕方がない
しかし、仕事にアサインされて知識や経験のないことに気づいて「これはダメだ」
ヤル気を失ってしまうといったことがあるのではないか
会社からはできる思われて雇われているのに実際はできない。こうなると毎日が針のムシロである
転職のアンマッチ
採用募集ページでは以下のような荒い粒度での記載がほとんどだと思う
- 全社共通ITの導入と運用管理
- アカウント管理
- IT資産管理
- ITヘルプデスク業務
- IT備品調達
雇用側が情シスに詳しくない場合もあるだろう(不足しているから募集しているので当然)
詳しい場合でも、面接等で細かなスキルや経験を網羅的に確認することは困難。まして警察ドラマの事情聴取みたいになれば普通の候補者は警戒して逃げてしまう
候補者にしてみても面接等で「できます」アピールに盛んにしたり、時には少し盛った話をしてしまうかもしれない。都合のよい解釈をしてしまい採用を決定する面接官も少なくない
雇用が決まり、いざ働き始めてみると「思ったのと違う」とお互いが感じる
転職のアンマッチはこうして生まれる
面接で「できないこと」の合意をしておく
転職のアンマッチは、雇用する側される側の双方とも事前に回避したいものである
その回避策の1つとして少し触れたい。転職候補者はできること以外に「できないこと」について説明をしておくとよい
- MDMはIntune以外には経験や知識がありません
- 社内ヘルプデスクは委託外注の管理をしていましたが、実際の作業はしたことがありません
- 英語はできません
「アンマッチ」の事前回避につながる
その上で、面接官が候補者への期待を強く感じれば、転職してから身に着けてもらえないかといった打診もあるだろう。そのときは「勉強してできるようになりますがお時間が必要です」と回答をすればよいのである
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